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レールのつなぎ目を観察する

むしろ雨の日の方がテント張るのが好きだったワタシ、これまで週末の天気は殆ど気にならなかったのですが、路盤作り・線路いじり(?)や工作は屋外作業となるために雨だと作業が出来なくなるので最近はちょっとだけ気になるようになってきました。先週に引き続き今週も土曜日が雨の予報、またホームセンターの工作室がワタシの工房になりそうな予感です。レールはいじれませんが、細かい冶具だの道具だの必要なモノはたくさんあるのでボチボチ作るコトにしましょうか。

さて現在精度の低いペーシを量産中ですが、実際のレールつなぎ目はどうなっているか観察してみます。房総各線はいくらローカル線とはいえロングレール化されていますから参考にはなりません。観察するのは自家用軌道の一つのモデルである京葉臨鉄、いつもカモレを観察している千葉貨物出口付近であります。

踏切から一番近いレールつなぎ目を撮っていますがちょっと遠いですね。角度が悪いですが、つなぎ目にあたる枕木はその前後よりも若干広くなっているようです。やはり応力を逃がすためでしょうか?


ちょっと違う角度で頂いた別の接続部。

やはり接続部の枕木は少し広くなっています。また、ペーシがただの平板ではなく、つなぎ目に近い中央部分の肉厚が少し厚くなっているコトが判ります。またボルトの入れ方も外側はボルトの頭を軌条の内側に、外側は軌条の外側に向けるようにしています。このあたりは冒頭に御紹介したペーシとは違う構造のモノを使っているようです。
上の2つとはまた違うつなぎ目、つなぎ目の真下には枕木が無く、ペーシの両端が異なる2本の枕木に乗っているタイプです。

他のつなぎ目も確認しましたが、どうやらこの2種類のつなぎ目のどちらかのタイプしかないようでした。ちなみにこのペーシは2本はボルトで、もう2本はリベットのようなモノで固定されているようです。
また、他の枕木も含めて京葉臨鉄ではレールクリップではなくレールと枕木を金具を介して犬釘で固定しているようです。
ふむ、15インチゲージを敷設しなければこんな観察はしなかったなぁ。

レールではありませんが蘇我ではこんなモノも記録。

ウチでは先輩諸氏が採用されているように鈍端ポイントにする予定ですので多少構造は異なるでしょうが、ポイント切換器は是非とも欲しいですね。とはいえどうやって動かすのか、そのギミックはまだ謎のまま。いやまぁそのあたりを考えるのもまた楽しいですな。
 
 
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