先の週末、京葉久保田に行ったのでタンクコンテナを見てきました。
何度かご紹介していますが、何かしら新しい発見があります。いやまぁ前回のコトを忘れちゃってるだけ、というハナシもありますがね(^^;
内容物はラテックスであると標記があります。抜出ノズルがある背面はこんなカンジ。
以前観察した通りですね。
形は似ていても標記が異なるタンクコンテナもあります。「危」マークが付いている、というコトは消防法適用の危険物を運搬するコンテナであるというコトですね。
内容物はDMSOです。
DMSOは4類3石ですから「危」、冒頭のラテックスは水中に高分子を分散させたエマルジョンであり、非危険物なので「危」マークはありません。
同じDMSOでも鏡が半楕円になっているものもありました。
半楕円のコンテナは沸点が低くて蒸気圧が高い液体に使うモノだと思っていたのですが、DMSOの沸点は189℃で蒸気圧は高くないはず。冒頭の妻面がフラットなタイプも、外側にカバーが掛かっているだけでタンク本体は鏡が半楕円なのかも知れませんね。
リアエンドに寄ってみました。
「危」マークは付いていませんが、貼ってあったような跡はありますね。
ドライコンテナと違って製作メーカーは日本車輌です。
JRFの19シリーズでも日本車輌や東急車輛をチラホラ見掛けますが、タンクコンテナではあまり海外製コンテナを見掛けません。法規上の問題ではないかと思いますが、ホントのトコはどうなのでしょうね。
一番難しいタンク固定部分の構造もアップで。
上に載っているのは以前試作した妻面がフラットなタイプです。このタイプは上部・下部ともフレームが長手方向に走っていますので作りやすいのですが、下のコンテナは妻面が半楕円のタイプで上部・下部にフレームが無く、前後の四角いフレームからタンク本体へ斜めに伸びたフレームでタンクを保持しています。作れないコトはないのですが、コキに固定出来ないんだよな。
ちなみに上のように積んでも上部歩廊が干渉しません。前回作成した時はフレームの外にメッシュを取り付けたため、重ねると歩廊が干渉してしまいました。次回作る時には考えないとイカンですな。
鏡が半楕円でも作り易そうなのは20T6タイプです。
構想は出来上がっているのですがなかなか手を付けられずにいますな。
上部マンホールを確認しておきます。
2つあり、共に角型のカバーが付いています。マンホール剥き出しよりも作りやすくていいですね。歩廊はマンホールを囲むように付いています。
次は札差も作らんとな。
アレもコレも手を付けると仕掛りだらけになるので手を出せずにいますが....そろそろ作りたくなってきましたよ(^^;
Comments [6]
Blue Trainさん
こんばんは。
細かい部分を見ると、私が作ったモノも手直ししなければいけませんね(^^;
ピンクフレームの20T6、作るの楽しみにしてますョ(^^
ぼうずさん
20T6は22T6と較べて基礎部分が違うので作り辛そうですよね。基本構造は何となく思い浮かぶのですが、「積み位置限定」にしないためにどうしたらいいかが思い付かないのでした。
なんでい、構想は出来上がってないじゃん(^^;
ひろさん
はじめまして
こんばんわ
ただいま、臨海鉄道レイアウト製作中の身。
こちらのサイトを、色々とチラチラ拝見させてもらいつつ
参考にさせていただいております。
よろしければ、相互リンクをお願いいたします。
コンテナ1つとっても、色々なタイプのコンテナがありますよね。
積み方一つとっても、きちんと法則がありますし。
なかなか、面白いと思います。
どうぞ、よろしくです。
ぼうずさん
ひろさん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。
そういえばワタシも臨海風レイアウト「鴨」を放置プレイ中であります。ブログを見せて頂きましたが、いい雰囲気で作られていますね。見習いたいです。
リンクの件、了解です。今後とも宜しくお願いいたしますm(_._)m
国仲 涼太さん
見ていると欲しくなってきますが……
やっぱり自作するしかないんでしょうかね?(^^;)
ぼうずさん
TOMIXが楽しみですね。一つ買って構造をジックリ観察したいですね。
でもアレコレとデザイン違いが欲しいならやはり自作でしょうなぁ(^^;
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